コラム

堀口善太郎 オーダー家具商品企画

デザイナープロフィール 堀口善太郎

家具メーカーで勤務していた経験を活かし、デザイン性と実用性を兼ねた家具の設計を得意とするデザイナー。

1987年埼玉県秩父郡皆野町生まれ。2児の父。
高校卒業まで山中の自然に囲まれた環境で育つ。
小学校ではソフトボール、中高ではバスケット部に所属しており、今でも体を動かすことが好きでスケートボードとスノーボードをよくやる。

大学を卒業後、日本の椅子の産地である飛騨高山の家具メーカーに入社。
工場で家具づくりに携わりながらモデラーとして経験を積み、その後開発部でデザインと設計業務に携わる。
2023年にフリーランスデザイナーとして独立。
今日までに国内外の家具展示会を巡り、 カラートレンドや持続可能なものづくりへの取り組み、新素材など様々な情報を取り入れデザインに活かしている。
国内のみならず海外でも幅広く活動する家具デザイナー。

ワークスペース

堀口のワークスペースは一般的な日本住宅の1部屋を使用している。
畳の部屋の作業スペースには曽祖父の代から使用されている収納棚を収納兼デスクとして使用している。堀口のデザインの基本には日本のアイデンティティを活かしたデザインをしたいという思いがあり、古道具を仕事道具として使用することも自然な流れだった。
1人でのんびりと過ごす時間は庭に面した縁側で本を読んだりお茶をしたりと、今ある環境を最大限楽しめるような過ごし方を心がけている。

コレクション

板脚の形状が特徴的なテーブルです。
ボリューム感のある天板と脚が重厚で贅沢な空間を作り上げます。
テーブル単体でも成立する力強い雰囲気は、 空間の中で映える存在になるはずです。
一般的な板脚に、もう少し表情や動きがあるといいのにな、という思いから検討されたデザインで、板を裂いて揺れ止めの補強材が入っている様なデザインにしました。
デザイン構成自体は非常にシンプルなため、様々なデザインの椅子との相性もよく、組み合わせ次第で多様なスタイルを創ることができます。

オーダー家具商品企画としてご注文承ります。

北欧のデザインをモチーフにしており、座と背はシェル構造に近いが木部のフレームによって支えられているところが特徴的なデザインです。
少し小さめのラウンジチェアとしてデザインしていますが座面の角度をつけすぎていないため、休息にも使えるリッチな掛け心地のダイニングチェアとしても使用できる汎用性の高い設計にしました。

肘と座を支えている貫部分は曲木を使用しています。有機的に削り出された肘部分は繊細さがあり、特に背板を支えている木部の太さは最も細いところで直径20ミリ。これは曲木の特徴でもある細くても丈夫という性質だからこそ成し得たデザインです。前脚と肘掛けの接合部分は強度と美しさを兼ね備えた彫刻的な造形です。

クラシカルな椅子にインスピレーションを得ているにもかかわらず古臭くならないのは、各パ ーツの細さやパーツ同士の繋ぎ方に古臭く見えない工夫があるからです。

オーダー家具商品企画としてご注文承ります。

最低限の要素で快適な座り心地を得られる椅子です。
日本の着物に使用される帯から着想を得た機能で、腰をしっかりとサポートし美しい姿勢を保てるように設計されています。
軽やかなデザインは多様な空間に合わせることができ、住空間はもちろんのことレストランやカフェでの使用にも適したデザインです。

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木材の質感を活かした重箱です。
木を大胆に削り込んだ彫刻的な存在感は食卓をより一層華やかにします。
料理を引き立てるため華美な装飾は避け、シンプルで美しい天然木と木材の本来の質感と色で仕上げています。
重箱として料理を盛り付けるのはもちろんですが、小物入れやオブジェとしても活用できるア イテムです。

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堀口善太郎 オーダー家具商品企画

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